本校では、科学的根拠と倫理に基づいた看護実践能力を持ち看護専門職としての責任を遂行できる人材を育成します。
国立病院機構では卒業後、奨学金の貸与を受けた病院に就職し、奨学金貸与期間相当勤務をすると、返還義務が免除される奨学金制度を設けています。
利子の付かない第一種奨学金、利子の付く第二種奨学金、入学時の一時金として貸与する入学時特別増額貸与奨学金(有利子)があります。収入の基準によって貸与の種類が決まります。
将来、看護職員として山形県内で働くことを希望する看護学生に対し、修学資金を貸与する制度です。
当校は、『専門実践教育訓練給付金制度』の対象校です。『専門実践教育訓練給付金制度』とは、一定の条件を満たす雇用保険の在職者の方、または離職者の方が厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練講座を自己負担で受講した時に、教育訓練にかかった経費の一部について、給付金の支給がうけられる制度です。
また、当該制度を受講する45歳未満の離職者には『教育訓練支援給付金制度』の対象となり、訓練期間中の受講支援として、基本手当日額の80%を訓練受講中に2カ月ごとに支給される制度も対象となります。
各市町村で設けている奨学金および助成金等の制度の紹介をしています。
各施設の奨学金制度等を紹介しています。
経済的理由で学び続けることをあきらめないよう、安心して学んでいただくための制度で、世帯収入の基準を満たしていれば、入学金・授業料が減免されます。給付型のため返還の必要がありません。
国立病院機構 山形病院
国立病院機構 米沢病院
国立病院機構 仙台医療センター
国立病院機構 西多賀病院
国立病院機構 宮城病院
国立病院機構 東京医療センター
災害医療センター
国立病院機構 東京病院
国立病院機構 埼玉病院
国立病院機構 横浜医療センター
山形大学医学部付属病院
山形県立病院
日本海総合病院
公立置賜総合病院
山形済生病院
東北中央病院 他
山形大学医学部看護学科 編入
山形県立保健医療大学看護学科 編入
山形大学養護教諭特別別科
国立病院機構 仙台医療センター付属
仙台看護助産学校助産学科 他
基礎分野、専門基礎分野、専門分野、そして統合分野と段階的に学んでいきます。
1年次には患者様の日常生活の援助を行う実習があります。2年次前期には、患者様の看護問題を考え、計画を立て、援助を行う方法を学びます。2年次後期から3年次は、病院・訪問看護ステーション・こども園・老人保険施設などでの実習があります。
意見交換をしながら進めるグループワークや実習室でモデル人形を使ったり、交互に患者体験をしながら基本的な看護技術を身につける学習法を多く取り入れています。
どんな学校生活を送っているの? どんな思いで勉強をしているの?
各学年ごとの先輩の声を紹介します。
今年度は、コロナウイルス感染対策を十分にした上で、講義や演習を行っています。
私たちは、初めての技術試験であるベッドメイキングを習得するために、クラスメイトとアドバイスしあいながら日々練習をし、全員合格しました。
今後、基礎看護技術の試験に加えて学科試験や実習もあり、不安もあります。しかし、1年生で学んだ知識は看護師として働いた際に、必ず活かすことが出来ると思うので、しっかりと身に付けていきたいです。
今年から本格的に実習が始まり、学科試験や国家試験対策との両立が大切になってきます。
感染対策のため自宅で過ごす時間が増えた今こそ、時間を有効活用し国家試験に向けた学習や、実習に向けての知識を培っていきたいと考えています。
また、実習では、1年生で身につけた技術を活用し患者さんの個別性に合わせた看護を提供していきたいです。
まだまだ知識と経験不足で不安なことが多いですが、クラスメイトと協力し合って成長していけるように頑張りたいと思います。
3学年に進級して、就職活動、国家試験対策、臨時実習と多忙な毎日を過ごしています。
新型コロナウイルスの影響で、臨時実習や就職活動に制限があり不安も大きいです。しかし、先生方からのサポートや、同じ境遇に立つクラスメイトと励まし合いながら、皆で乗り越えようと頑張っています。
多重課題となり大変な事も多々ありますが、最終目標である国家試験全員合格に向けて切磋琢磨しながら、日々の学習に取り組んでいきたいです。
看護師として活躍している卒業生に、仕事内容や毎日の業務で心がけていること、
どんな看護師をめざしているのかインタビューしました。
子ども達の元気な声と笑顔が溢れる校舎で、救急処置や健康相談、健康診断、保健指導などを行っています。
今年は、新型コロナウイルスの校内感染を防ぐために、感染防止策を立案・提案・実施しています。学校に一人しかいない健康に関する専門職として、役割も大きいです。
目の前にいる子ども達に適切な保健指導を行い、その子達の現在と未来の健康を守る養護教諭になれるようがんばっていきたいと思います。
また、私の保健指導により、その子達が将来、新しい命として繋いだこどもの健康が守られることを願っています。
私が勤務している消化器外科病棟は手術、化学療法目的に入院される患者さんがいます。
消化器外科では人体のほとんどの臓器を取り扱うため、病態や術後の観察項目が多く、配属当初は覚えることで必死でした。
現在では、学生時代に学んだ看護過程を活かし、個別性のある看護ができるよう関わっています。
患者さんが元気に退院される姿をみると嬉しくなり、とてもやりがいを感じます。
患者さんにとって最善の看護とは何か日々考え、これからも向き合っていきたいと思います。
私は患者さんと深く関わりたいと思い、慢性期である山形病院への就職を希望し、現在重症心身障害児(者)病棟に勤務しています。
病棟では会話が困難な患者さんが多く、一つ一つの表情や動作など全身状態からサインを読み取り、看護を行わなければなりません。難しく大変な部分もありますが、看護学校で学んだコミュニケーションを活かし、日々患者さんと関わっています。
その中で、たくさんの気づきや学びがあり、とてもやりがいを感じています。
まだまだ未熟な部分もありますが、患者さんにとってよりよい看護が行えるよう努力していきたいと思います。
●山形市内方面からは、山形病院(桧町・嶋)又は(西田・瀬波)行乗車、山形病院にて下車。寒河江・谷地(荒町南)行に乗車、山形病院口にて下車、徒歩5分
●寒河江方面からは、山交ビル行に乗車、山形病院口にて下車、徒歩4分
・奥羽本線/仙山線ご利用時:山形駅・北山形駅下車
・左沢線ご利用時:東金井駅下車
・山形駅(西口)より約20分
・北山形駅より約15分
・山形北ICより国道112号線方面へ約15分
・山形蔵王ICより寒河江方面へ約30分